太陽のように明るい君に。



見かけに寄らず、という言葉に何故か納得してしまって、クス、と小さく笑顔を洩らす


「俺らも行こう」


「あ、うんっ」


暁くんはそう言って、私の浮き輪引きながら奥へと進み始める

気付けば浮き輪に浮いて足が届かないところまで来ていて、パタパタと足を動かす


そんな私を見て暁くんは小さく笑って


「浮き輪取ってみる?」


と聞いてきた



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