太陽のように明るい君に。



「太陽ー!そろそろ飯食おー!」



暁くんに抱き上げられたまま、少し海でぷかぷかと浮かんでいると、いつの間にかお昼時になっていたらしい


山本くんの言葉に「おー」と短く返した暁くんは私を抱き上げたまま岸へと進み、足が着くところまで行くと離れていった


離れていく時、なんか...
もっとくっ付いていたかったな、と思っちゃった



「海羅、どうしたの?」



雪にそう聞かれ、「何でもない!」と首を横に振りながらそう答え、私たちは海の家でお昼ご飯を食べようと足を進めていった



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