太陽のように明るい君に。




林床高校の男子バスケ部は、確か凄く強いって聞いたことがある

その中でスタメンを取ることは簡単ではないはずなのに、暁くんは凄い


『それで、海羅に試合見に来て欲しいんだ』


暁くんのその言葉に「絶対行く!応援するね!」と咄嗟に返す


『本当か?嬉しい...待ってるな』


暁くんはそう言って『じゃあ』と言って電話を切った


電話が終わり、私は少しの間、呆然とした

咄嗟に答えてしまった


バスケの試合を見に行く
公式の大会




彼女たちに、会うかもしれないのに





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