太陽のように明るい君に。



これは、チームメイトから貰ったお菓子や物たちで、

実は今日、9月1日は俺の誕生日なんだ


海羅には言ってないし、知らないかもしれないけど...と思っていると


ポン、と机の上になにか置かれた


机にそれを置いたのは海羅で、それを見ると、少し大きめな箱が、赤い紙に丁寧にラッピングされていた


「俺に...?」


「う、うん...暁くん、誕生日おめでとう」


そう言ってはにかんだ海羅に、俺は今すぐ抱き締めたくて仕方なかったけど、流石に人前ということで辞めておいた


海羅が、俺の誕生日を知っていてくれただけでも嬉しいのに、それでいてプレゼントまで...


「見ていい?」


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