太陽のように明るい君に。

太陽side





────ガコンッ



放ったボールが、リングに当たる遠くに弾かれた

最近、俺はスランプに突入していた

シュートは入らない
パスミスや、細かいミスが増えた


部長である俺がスランプに突入して、他の部員たちも不安の表情を浮かべていた


「...クソっ」


小さく、そう呟いて

近くで翔が眉を下げてそんな俺を見つめていた



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