太陽のように明るい君に。



その日の部活も、スランプから抜けられないまま終わって

俺は翔と体育館を後にした


「それで兄貴がさー...」


翔は、最近帰り道俺の気を紛らわすためにバスケとは離れた話をするようになった


海羅たちも、俺が可笑しいことには気付いてる

周りに気を使わせて、サイテーだな...

折角海羅から貰ったバッシュも使ってるのに...


すると



「暁くん」



前方からそんな声が聞こえた



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