太陽のように明るい君に。



それから海羅に連れられるまま最寄り駅の近くの公園に着いて

人気のないその公園のベンチに2人で座った


「暁くん、今の気持ち、話してみて?」


海羅は1度立って俺の前にしゃがみこみ、顔を覗き込んできた


海羅に俺の気持ちが分かるわけが無い

そう思いつつも、何故か俺はぽつり、ぽつりと

ここ最近で積もってた思いを呟き始めたんだ



「不安だ

全然上手くいかなくて


後輩たちも、俺に気を使ってて」



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