太陽のように明るい君に。
海羅side
「すっごい噂になってたわよ?」
私の横でそう言ったのは、小学生の時からの親友───廣田 雪(ひろた ゆき)
隣のクラスに在籍していて、たまにこうして一緒に下校している
私たちの家は学校の最寄り駅から2駅の隣町にあって、朝は毎日雪と一緒に登校している
「だからそれは、友達って意味だったんだって」
雪が言ったのは紛れもない、今日の朝のことで、
そう、暁くんが私に告白みたいなことをしてきたこと。