太陽のように明るい君に。



「でもその友達っていうの知らない子多いと思うし、海羅この後大変そうね...」


サラ、と髪をかき上げながらそう言う雪は、なんと言っても美人さん
黒髪のショートヘアは大人っぽい雪に似合っていて、唇は真っ赤に色付けられていて色っぽく見える


それよりも、雪の言葉に私の表情は曇る
そんな私を見て雪も、心配、不安、という意味を込めて眉を八の字に下げた


「あたしが、守るからね」


そう雪は言い、私の肩に触れた

雪には本当に感謝していて、



あの時も、本当に───────────




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