太陽のように明るい君に。

太陽side




部活が終わり、駅のホームで電車を待っている時、遠くで見たことある人が歩いているのが見えて

彼女も俺の方を見ていて


「浅野さん...?」


と俺は声を掛けていた

隣に立っていた翔も顔を覗かせていて、今帰りなのか、という俺からの質問に彼女は小さく頷いた


「暁くんたちは、バスケ部だったよね」


その見た目には似合わない、可愛らしい声でそう聞いてきて「そうだよ!」と、俺の代わりに翔が答えた


なんでお前が答えるんだよ...と不服そうに視線を向けると、翔にクク、と面白そうに笑い始めた

その時




プ─────!



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