太陽のように明るい君に。



俺の席は窓際の2列目の1番後ろ、まぁまぁ良い席になった

翔は運良く俺の前らしく、別にずるいと言うほど悪い席ではないと思う


荷物を運び、7番の席に着くと


カタン、と隣に誰か座ったのが分かりそっちを見ると


「よ、宜しく、ね」


と。恥ずかしげに小さくはにかんだのは浅野さんの姿で。


浅野さんが隣の席、ということに俺は隠しもせず口元にニヤケが止まらなくなった


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