太陽のように明るい君に。



授業、昼休み、授業、と。
今日の授業もあっという間に終わり、私は横に掛けていたスクールバッグに荷物を詰めていた


「浅野さん、お疲れ!」


暁くんは早々に帰る準備を終え、カバンを抱えて私に向かって手を振った

その横で「お疲れ!」と山本くんもそう言ってくれて、小さく頭を下げた


暁くんたちは教室を出ていって、今日も部活だろうな、と。





「ねぇ、ちょっと良い?」





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