太陽のように明るい君に。
海羅の様子にあたしは優しく抱き締め、「大丈夫」と何度もそう言った
少ししてから海羅の身体の震えは治まり
「もう大丈夫、雪ありがとう」
そう言って、分厚い黒縁メガネの奥で綺麗な笑顔を浮かべてくれた
海羅の素顔は凄く綺麗
それこそ、この学校にいる誰よりも美少女
あたしは海羅の幼馴染で、小学生の頃から海羅のことを知ってて、ずっと親友だった
あの出来事から、あたしはずっと海羅を守ると心に決めていた