太陽のように明るい君に。
いじめ
海羅side
──────次の日
朝、学校に来ると下駄箱に置いてあるはずの上履きが無くなっていた
その様子に私ははぁ、と小さく息を吐いて、貸し出しのスリッパに履き替えた
一緒に登校してきた雪は、隣で唇を噛み締めている
大丈夫、という意味を込めて雪に笑いかけると、少し安心したように微笑んでくれた
暁くんのファン
それはこの学校の女子大半のことで、そのうちのトップに位置する人達が、昨日の3人組だった
あの3人からの
私へといじめが始まった合図だった