太陽のように明るい君に。
廣田さんのその言葉に、俺らは黙ってついて行くことにした
今日は金曜日で、部活が休みの日だ。
廣田さんに連れていかれた場所は、校舎裏にあるゴミ捨て場
何故こんなところに連れてくるんだ、と不思議に思っていると、廣田さんはそのゴミ捨て場からあるものを拾って俺らに差し出してきた
廣田さんが差し出したものは、カッターか何かの刃物でボロボロになった上履きで
「それ、どうしたの...」
と、声を洩らさずにはいられなかった