太陽のように明るい君に。



翔にそう言うと、翔はギョッとした顔をして


「それはやばいな、図書室のおばちゃん怒ると怖いからな」


なんて言ってるけど、翔はもう靴に履き替えていて、図書室まで着いてきてくれるという思考はないらしい

なんて薄情な奴だ、と思いつつ「ちょっと待ってて」と言って俺はカバンを翔に託し、本だけを持って図書室に向かって走り出した


走ったお陰で図書室には直ぐに着いて、扉を開けた時



ドンッ




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