太陽のように明るい君に。



「翔というより、暁、貴方が1番重要なの

まさか



自分で人より人気があること忘れてないわよね?」


廣田さんの言葉に、ハッ、と我に返った

「俺が、友達になってくれって言ったから...」


俺がそう言うと、廣田さんは小さく頷いた


「海羅は、暁たちと友達なったんだよ、って嬉しそうに話してたの」


廣田さんの言葉に、こんな状況にも関わらず嬉しさが込み上げる

浅野さん、俺らと友達になれて嬉しいって思ってくれたんだ。



「あたしは海羅のことが大事なの
でも、あたしは同じクラスじゃない


だから、あんたたちが海羅を守って」




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