太陽のように明るい君に。




中には、やっぱり白石さんたちがいて、見るからに怒りの形相を浮かべて立っていた


「あ、来たよ、優奈」


「あら、律儀に1人で来たのね」


フ、と馬鹿にしたように私を見下ろし、一瞬で再び怒りの形相に変えたと思えば




パシンッ




空き教室内に乾いた音が響いた



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