太陽のように明るい君に。



え──?いや、どういうこと...、と動揺を隠せず、俺は1人あたふたと慌て

浅野さんはそんな俺を不思議そうに見上げていた


そんな浅野さんは自然と上目遣いで俺を見つめる形になり、それを見て俺の顔はだんだんと紅潮するのを感じた


「あの、...」


と。小さくそう呟いた彼女を見て、俺は我に返り、慌てて落ちた眼鏡を拾った


「ご、ごめんな...!」


眼鏡を彼女に渡し、俺は逃げるようにその場から立ち去ってしまった




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