太陽のように明るい君に。



残ったクラスメイトたちと荷物を片付け、私たちは教室を後にした

下駄箱で靴を履き替え、昇降口に行くと皆と別れ、私と暁くん、山本くんはゆっくり歩き始めた



「浅野さん、友達出来て良かったな」


暁くんの言葉に、嬉しくて微笑みながら頷いた

すると

ピリリリリ...


誰かのスマホの着信音が聞こえ、横を見ると山本くんの物のようだった



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