太陽のように明るい君に。
「浅野さん、送るよ」
山本くんと別れ、駅について電車に乗って直ぐ、暁くんはそんなことを言い出した
いや、流石に申し訳ない、と思い
「大丈夫だよ」
と言うも、暁くんは首を横に振り、頑なに諦めてくれそうにない
「じゃあ...」と言い、お願いすることになってしまった
『まもなく〜△駅〜...△駅〜』
2駅乗って、最寄りの駅に着き、2人で電車から降りると
「駅からどのくらいなの?」
暁くんはそう聞いてきて「10分くらいだよ」と答えると「近いね」と笑っていた