太陽のように明るい君に。



駅から家までの道のりで、暁くんと色々な話をした

暁くんと山本くんは中学からの同級生で、ずっと仲が良いこと

ここから隣町に住んでいること

お姉さんがいること


今まで知らなかった暁くんのことを知れて、何だか嬉しくなった


「あ、あそこ、私の家」


1つの一軒家が見えてきて、指をさして暁くんにそう言った
更に少し歩いて、家の前で足を止める


「暁くん、送ってくれてありがとう」


そう言うと


「海羅」


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