幸せアプリ

疑惑

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朝。

「アミ、あのアプリ。
マジ、本物だったよ!
溢れるほどの万札が財布にさ。
たくさん!!」


学校に行くと1番先にアミに、報告。

「でしょ?

あれは、魔法のアプリなんだよ!!」





"今だけーーーー

幸せは後少しだけ。

気をつけて"



あ、まただ。



周りを見渡しても分からない。
私だけ?



「あ、そうだ!
エミがずっと休んでるんだけど知ってる?」



エミ。


河合エミ。
隣のAクラスの超が付くほどの美少女。


具合が悪いとかで長いこと学校へは、来ていない。

「エミがどうかした?
具合悪いって、もうすぐ1ヶ月だけどーー全然学校来ないよね?」



いくら具合悪いにしても
1ヶ月って長すぎないか?


「エミさ、入院してるらしいよ」



えっーーーーーー?


入院?


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