幸せアプリ
「なんか、学校の帰り道に襲われて顔も身体もぐちゃぐちゃで、意識不明らしいよ。
まじ、怖くない?
まあ、エミ可愛いから仕方ないけどさ」
エミは、可愛くスタイルが良い。
可愛くスタイルが良いーー?
私は委員長を見た。
パッ、としなかったはずの委員長。
突然可愛くなり、スタイルまでよくなった。
それって1ヶ月前じゃ無かっただろうか。
ただの偶然?
「ねえ、アミ。
あのアプリって、普通のアプリだよね?
ヤバいやつじゃないよね?」
急に不安になる私。
ぐちゃぐちゃに暴行され意識不明のエミ。
まるで別人の様に変わった委員長。
偶然ーー?
「考えすぎだって!
あれは、まじで幸せになれるアプリなんだって!私もリサも、幸せじゃん。
万札がたくさん出てくる財布ある。
なーにも不安なんかない!!
周りを見なよ!
みんな、幸せじゃん?」
周りを見たらみんなスマホスマホ。
授業中でさえ、スマホ。
依存症になりつつあるこの世界。
先生ですら、知らないフリ。
「ーー私の気のせいならいいけど」
そんな呟きは、誰にも聞こえない。
まじ、怖くない?
まあ、エミ可愛いから仕方ないけどさ」
エミは、可愛くスタイルが良い。
可愛くスタイルが良いーー?
私は委員長を見た。
パッ、としなかったはずの委員長。
突然可愛くなり、スタイルまでよくなった。
それって1ヶ月前じゃ無かっただろうか。
ただの偶然?
「ねえ、アミ。
あのアプリって、普通のアプリだよね?
ヤバいやつじゃないよね?」
急に不安になる私。
ぐちゃぐちゃに暴行され意識不明のエミ。
まるで別人の様に変わった委員長。
偶然ーー?
「考えすぎだって!
あれは、まじで幸せになれるアプリなんだって!私もリサも、幸せじゃん。
万札がたくさん出てくる財布ある。
なーにも不安なんかない!!
周りを見なよ!
みんな、幸せじゃん?」
周りを見たらみんなスマホスマホ。
授業中でさえ、スマホ。
依存症になりつつあるこの世界。
先生ですら、知らないフリ。
「ーー私の気のせいならいいけど」
そんな呟きは、誰にも聞こえない。