幸せアプリ
"知らないよ。
誰かを蹴落として
幸せになれるモノは無いーー"




私は、周りを見渡してため息。



私にしか、聞こえない声。



「委員長ってさ、いつからあんな可愛くなったか分かる?」




授業中ーーなのに、おしゃべりしてる私達。

他の生徒さえ、授業中なのにスマホ。


先生は絶対に気づいてる。


つか、気づかない訳が無い。

「あー、委員長が綺麗になったのは。

あ、エミが暴行された後かな?

あ、だからってまさか委員長が、ありえないからって!!リサッ!」




やっぱりーーーー怪しい。


あるわけないと思いつつも、私は。


委員長に聞かない手はないと感じた。










「委員長、話あるんだけどいい?」



今は授業中。
だけど咎めるはずの先生も、私達の存在は無かったこと。

知らないフリ。


いつから変わった?

こんな、世界ーーーー。

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