小動物な後輩君の愛が深すぎる
◇
「腹減ったー。そろそろ飯にしよーぜ」
読書感想文用の本を読み終わり、ぐーっと伸びをした隼くん。
時計を見ると、6時半を過ぎている。
「そうだね。スーパーで何か買ってこようか? それかどっか食べに行く?」
「あー、いや、確かカップ麺があったはず」
参考書を片づける手が止まる。
ちょっ、晩ご飯がカップ麺⁉
嘘だろ⁉ 15年生きてて初めてなんだけど⁉
「他にないの? それだけじゃ足りなくない?」
「あとは野菜が少しあったかなぁ」
「それなら俺、野菜スープ作りますよ」
「マジ? サンキュー!」
早速キッチンに向かい、冷蔵庫から野菜を取り出す。
今日隼くんの両親は、懸賞で当たった旅行に行っていて、家には俺達しかいない。
親が共働きだから偏った食生活なんだろう。
「手伝うよ」
「ありがとうございます」
野菜を切っていると、清花さんも合流。
カップ麺用のお湯を沸かすようお願いし、切った野菜を鍋に入れた。
晩ご飯ができるまで、隼くんは自由研究のテーマを決めているらしい。
なんとか間に合いそうでホッとした。
「腹減ったー。そろそろ飯にしよーぜ」
読書感想文用の本を読み終わり、ぐーっと伸びをした隼くん。
時計を見ると、6時半を過ぎている。
「そうだね。スーパーで何か買ってこようか? それかどっか食べに行く?」
「あー、いや、確かカップ麺があったはず」
参考書を片づける手が止まる。
ちょっ、晩ご飯がカップ麺⁉
嘘だろ⁉ 15年生きてて初めてなんだけど⁉
「他にないの? それだけじゃ足りなくない?」
「あとは野菜が少しあったかなぁ」
「それなら俺、野菜スープ作りますよ」
「マジ? サンキュー!」
早速キッチンに向かい、冷蔵庫から野菜を取り出す。
今日隼くんの両親は、懸賞で当たった旅行に行っていて、家には俺達しかいない。
親が共働きだから偏った食生活なんだろう。
「手伝うよ」
「ありがとうございます」
野菜を切っていると、清花さんも合流。
カップ麺用のお湯を沸かすようお願いし、切った野菜を鍋に入れた。
晩ご飯ができるまで、隼くんは自由研究のテーマを決めているらしい。
なんとか間に合いそうでホッとした。