小動物な後輩君の愛が深すぎる
◇
「綿原さんって、水沢くんのこと、モルくんって呼ぶんだね」
「うん。モルモットに似てるから呼んでるんだって」
「あ~確かに可愛いよな。俺も呼ぼうかな~」
文化祭が終わり、怜也くんと一緒に校内に貼ったポスターを剥がす。
怜也くんまでモルくん呼ばわりしたら、2度と名前で呼んでくれなくなりそう。
やめておいたほうがいいよと忠告しておいた。
その放課後。
「クリスマスパーティーですか?」
「うん。来月の24日、終業式じゃない?
だから、学校終わったらみんなで隼の家に集まってやろうって、さっき怜也くんと話してたの」
透瑠くんと待ち合わせして一緒に帰路に就く。
どうやら隼が、『クリスマスイブは親いないから、みんなでパーティーしようぜ』と言い出したらしい。
夏休みと同様、今回も両親が懸賞で当たった旅行に行くから、家に誰もいないとのこと。
ただでさえ共働きでひとりで過ごすことが多いもんね。
さすがにイブもクリスマスも1人は寂しいか。
「綿原さんって、水沢くんのこと、モルくんって呼ぶんだね」
「うん。モルモットに似てるから呼んでるんだって」
「あ~確かに可愛いよな。俺も呼ぼうかな~」
文化祭が終わり、怜也くんと一緒に校内に貼ったポスターを剥がす。
怜也くんまでモルくん呼ばわりしたら、2度と名前で呼んでくれなくなりそう。
やめておいたほうがいいよと忠告しておいた。
その放課後。
「クリスマスパーティーですか?」
「うん。来月の24日、終業式じゃない?
だから、学校終わったらみんなで隼の家に集まってやろうって、さっき怜也くんと話してたの」
透瑠くんと待ち合わせして一緒に帰路に就く。
どうやら隼が、『クリスマスイブは親いないから、みんなでパーティーしようぜ』と言い出したらしい。
夏休みと同様、今回も両親が懸賞で当たった旅行に行くから、家に誰もいないとのこと。
ただでさえ共働きでひとりで過ごすことが多いもんね。
さすがにイブもクリスマスも1人は寂しいか。