小動物な後輩君の愛が深すぎる
◇
「じゃあ、また連絡するね!」
「わかった。楽しみにしてるね!」
学校に到着後、クラスが違う菫と別れて、怜也くんと一緒に教室へ。
先程、「中間テストが終わったら、一緒に遊ぼう!」と菫に提案されたのだ。
バーベキューに続き、また夏の楽しみが増えた!
と、ガッツポーズをしたいところだけど……。
「そんなに落ち込まないでよ」
「わかってるよぉ……」
机に突っ伏して寂しそうな声で返事をした怜也くん。
気の毒なことに、怜也くんだけ誘われなかったのだ。
「そんなに遊びたいんなら、夏休みにどこか行こうって誘ったら?」
「そう……だね」
ポツリと呟いた後、むくりと起き上がり、早速スマホでデートスポットを調べ始めた。
行動が早いな。それに立ち直りも早いな。
見た感じ、好意は持たれてそうだから多分大丈夫だと思う。
スマホを真剣な顔で見つめる彼の横顔に心の中でエールを送った。
「じゃあ、また連絡するね!」
「わかった。楽しみにしてるね!」
学校に到着後、クラスが違う菫と別れて、怜也くんと一緒に教室へ。
先程、「中間テストが終わったら、一緒に遊ぼう!」と菫に提案されたのだ。
バーベキューに続き、また夏の楽しみが増えた!
と、ガッツポーズをしたいところだけど……。
「そんなに落ち込まないでよ」
「わかってるよぉ……」
机に突っ伏して寂しそうな声で返事をした怜也くん。
気の毒なことに、怜也くんだけ誘われなかったのだ。
「そんなに遊びたいんなら、夏休みにどこか行こうって誘ったら?」
「そう……だね」
ポツリと呟いた後、むくりと起き上がり、早速スマホでデートスポットを調べ始めた。
行動が早いな。それに立ち直りも早いな。
見た感じ、好意は持たれてそうだから多分大丈夫だと思う。
スマホを真剣な顔で見つめる彼の横顔に心の中でエールを送った。