小動物な後輩君の愛が深すぎる


『5月6日

昨日は楽しかったね!
またハンバーガーパーティーしよう!
今度は材料持ち寄って作らない?
お肉たっぷりのバーガー作ろうよ!
あー、でもきよかは野菜のほうが好きか。
たまにはお肉ばっかり食べてみるのも悪くないよ?

そうだ、昨日は弟がじゃましてきてごめんね!
あいつ一人だけ家族の中で性格ちがうから……びっくりしたでしょ?(笑)

それにきよかのこと、ものすごーく気に入ったみたいだから、また来たら遊んであげてね! (笑)
多分うさぎだけに、ぴょんぴょんとびはねて喜ぶと思うから! (笑)』



これは……多分、清花さんと隼くんに初めて会った時だ。

こんなこと書いてたのかよ……。にしても、字が雑だな。

それに改行が少ないから、読んでて目がチカチカする。


引き続き、ノート一面にびっしり書かれている文字を目で追っていく。



『実はね、きよかが帰った後、とおるってばすごーくさみしそうな顔してたよ(笑)
ちょっとからかって聞いてみたら、きよかにほれたんだってよ! キャ~! きっとあのかわいい笑顔に落ちたんだよ~!』
< 227 / 236 >

この作品をシェア

pagetop