小動物な後輩君の愛が深すぎる
は⁉ 俺が清花さんに惚れたことも書いてたの⁉
最悪……よりによって次の日に……。
えーっと……どこまで読んだっけ。
『いや~、この2人が付き合ったら、ちょーぜつ特大ビッグバーガーでお祝いするよ‼
もしも結婚したら……あたし達、姉妹になるんだよね⁉
きよかが妹になったら絶対楽しいだろうなぁ~!
毎日ハンバーガーパーティーできるし!
あとあと! もしも子どもが生まれたら……きっと美男美女なんだろうなぁ~
2人のいでんし引き継いで、ちょーぜつ天才な子になりそう……!』
やっと半分まできた……。
ってか結婚と子どもって、何ぶっ飛んだこと書いてんだよ。
なんか読んでて恥ずかしくなってきた。
「大丈夫? ゆっくりでいいよ?」
「あっ、はい」
「お茶持ってくるね」
お茶を取りに行った清花さんを見送り、続きを読み進める。
『あ……でもきよかって確か年上の人が好きだったっけ。
小学生の時に、同じじゅくに通ってた中学生の人が好きだったって言ってたよね?
じゃあ、とおるは対象外かな?
うさぎみたいな顔してるけど、高校生にもなれば少しは立派な男になると思う!
きよかはどう思う?』