小動物な後輩君の愛が深すぎる
っていうか、わざとケガしたって……そこまでして見たいか⁉
「仕事増やすんじゃねーよ! 消耗品の無駄遣い!」って内心めっちゃ怒ってると思う。
その後、押しかけた男子と揉め事があったらしく、保健委員は1学期で辞めたんだと。
お気の毒……。
「清花さんにそんなことが……」
「うん……ん? 清花さん?
下の名前で呼ぶくらい仲良しなの?」
ふいうちのツッコミに心臓がドキッと音を立てた。
しまった! ついいつもの癖で!
「えっ、あっ、まぁ……うん」
「水沢~っ、なぁ~に焦ってんだよ~! もしかして先輩のこと好きなの?」
「ええっ⁉」
図星を突かれ、思わず大声を上げてしまった。
あー、終わった。
今クラスメイト達の顔が最上級にニヤついている。
この後、ホームルームが始まるまで、彼らから質問攻めに遭いましたとさ。
◇
「クラスのみんなに応援されるなんて、愛されてるねぇ」
「うるせぇ」
ホームルームが終わると、樹がニコニコしながら話しかけてきた。
樹め……今朝といい、絶対楽しんでるだろ……!
「仕事増やすんじゃねーよ! 消耗品の無駄遣い!」って内心めっちゃ怒ってると思う。
その後、押しかけた男子と揉め事があったらしく、保健委員は1学期で辞めたんだと。
お気の毒……。
「清花さんにそんなことが……」
「うん……ん? 清花さん?
下の名前で呼ぶくらい仲良しなの?」
ふいうちのツッコミに心臓がドキッと音を立てた。
しまった! ついいつもの癖で!
「えっ、あっ、まぁ……うん」
「水沢~っ、なぁ~に焦ってんだよ~! もしかして先輩のこと好きなの?」
「ええっ⁉」
図星を突かれ、思わず大声を上げてしまった。
あー、終わった。
今クラスメイト達の顔が最上級にニヤついている。
この後、ホームルームが始まるまで、彼らから質問攻めに遭いましたとさ。
◇
「クラスのみんなに応援されるなんて、愛されてるねぇ」
「うるせぇ」
ホームルームが終わると、樹がニコニコしながら話しかけてきた。
樹め……今朝といい、絶対楽しんでるだろ……!