小動物な後輩君の愛が深すぎる
苦手な人と会ったら気分が悪くなるの逆で、好きな人に会ったら気分が良くなるみたいな。
……あ、友達としての、後輩としての好きだよ?
「睡眠の質も良くなったから、このまま身長も伸びてほしいな~」
「身長って……透瑠くん、そこまで小さくないよね?」
「一応170はありますけど、この顔だと小さく見られがちなんですよ」
その場でぐーっと伸びをし出した透瑠くん。
あと10センチ欲しいらしい。
プラス10センチなら、180……隼と同じくらいだ。
よく可愛いって言われてるから気にしてるのかな。
◇
「テスト終わったら、三者面談ありますよね。」
「あぁ、そうだった、嫌だなぁ……」
「えっ、清花さん優秀だから心配ないと思いますけど……」
「私じゃなくてお母さんのこと。陽キャだからさ」
図書室からの帰り道。
三者面談があることを思い出して溜め息をついた。
前にも説明したように、私のお母さんは生粋の陽キャ。
去年の三者面談では、娘の私よりもはしゃいでて、後日担任の先生に『本当に親子なの……?』と言われたくらい、根底から明るい。
……あ、友達としての、後輩としての好きだよ?
「睡眠の質も良くなったから、このまま身長も伸びてほしいな~」
「身長って……透瑠くん、そこまで小さくないよね?」
「一応170はありますけど、この顔だと小さく見られがちなんですよ」
その場でぐーっと伸びをし出した透瑠くん。
あと10センチ欲しいらしい。
プラス10センチなら、180……隼と同じくらいだ。
よく可愛いって言われてるから気にしてるのかな。
◇
「テスト終わったら、三者面談ありますよね。」
「あぁ、そうだった、嫌だなぁ……」
「えっ、清花さん優秀だから心配ないと思いますけど……」
「私じゃなくてお母さんのこと。陽キャだからさ」
図書室からの帰り道。
三者面談があることを思い出して溜め息をついた。
前にも説明したように、私のお母さんは生粋の陽キャ。
去年の三者面談では、娘の私よりもはしゃいでて、後日担任の先生に『本当に親子なの……?』と言われたくらい、根底から明るい。