小動物な後輩君の愛が深すぎる
◇
30分間の入浴を済ませ、屋根裏部屋がある部屋のドアの前までやってきた。
……ダメだ、胸のドキドキが全っ然収まらない。
さっき冷水浴びたのに、ずっとドキドキしてるからか汗かいてきた。
これじゃお風呂入った意味がねーじゃん。
「……よし」
何度も深呼吸をして心を落ち着かせ、ドアノブに手を伸ばし、意を決して部屋の中へ。
すると、部屋の上部から赤い光が漏れていた。
なんだこの怪しい光は……。
まさか、何かの儀式でもするつもりなのか⁉
「こんばんは……」
「あ、やっと来た。遅いよ~」
恐る恐るはしごを登り、顔をちょこっとだけ出して、後ろを向いている彼女に声をかけた。
あぁ~、ペンライトを両脇に置いているのか。
満面の笑みなんだけど、光のせいでめっちゃ怖く見える。
「すみません。それで命令というのは……?」
「アハハ! 命令って! 久しぶりにゲームしたくって呼んだんだよ」
良かったぁ……ただのゲームなら安心だ。
彼女の前に座り、胸を撫で下ろす。
「それで、何のゲームですか?」
「フフフ……じゃーん!」
30分間の入浴を済ませ、屋根裏部屋がある部屋のドアの前までやってきた。
……ダメだ、胸のドキドキが全っ然収まらない。
さっき冷水浴びたのに、ずっとドキドキしてるからか汗かいてきた。
これじゃお風呂入った意味がねーじゃん。
「……よし」
何度も深呼吸をして心を落ち着かせ、ドアノブに手を伸ばし、意を決して部屋の中へ。
すると、部屋の上部から赤い光が漏れていた。
なんだこの怪しい光は……。
まさか、何かの儀式でもするつもりなのか⁉
「こんばんは……」
「あ、やっと来た。遅いよ~」
恐る恐るはしごを登り、顔をちょこっとだけ出して、後ろを向いている彼女に声をかけた。
あぁ~、ペンライトを両脇に置いているのか。
満面の笑みなんだけど、光のせいでめっちゃ怖く見える。
「すみません。それで命令というのは……?」
「アハハ! 命令って! 久しぶりにゲームしたくって呼んだんだよ」
良かったぁ……ただのゲームなら安心だ。
彼女の前に座り、胸を撫で下ろす。
「それで、何のゲームですか?」
「フフフ……じゃーん!」