危険な溺甘同居、始めます!





ですよね、驚きますよね!!だって私も驚いてるもん!!まさかだよほんとに!


「一華ちゃんのお友達?こんにちは」

「…どうも」


陽方さんがニコニコして笑いかけるが絹ちゃんは真顔で返事をする。
き、気まずい……この空気っ!!


「今日は彼方いないの?」

「え?あ、はいっ」


陽方さんにそう返事をすると、そっかと言って何か考え込んでいる様子。


「じゃあ、俺、一華ちゃんのこと送ってっていい?」

「へ?」


何を言ってるんだ……?送ってく…?
どこに……もしかして、家?
え、えええ?!


「い、いえ!!今日は絹ちゃ…友達もいるので!」

「いや、私ここから家近いし全然気にしなくていいけど」





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