危険な溺甘同居、始めます!
……で、どうしようか。
学校に連絡するために私のスマホに電話番号を入力しようとすると、はっと思い手が止まる。
……私は?私はどうするの。
お母さんは仕事に行っちゃったし、日佳は朝練でもう学校行っちゃったし、ここにいるのは私しかいない。
彼方くんの熱は多分38度以上あると思うし、しかも彼方くんにとってはここは他人の家。
さすがに1人は無理だろう……。
今日は私も休んだ方がいいのかな……。
自分で言うのもなんだけど、面倒見はいい方だと思う。
学校に私が行っても心配すぎて学校飛び出すかもしれないしな。
……よし!