俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
「ちゃんとあるわよ。」
香奈美さんは屋根裏を指差して言った。
「ほんと?!」
よかった。残してくれてたなんて…。
「屋根裏見てきたら?」
「ありがとう!香奈美さん。」
わたしは香奈美さんにお礼を言うとまるものを探すために屋根裏に上がっていった。
「世莉も行くぅー。」
世莉がバタバタとわたしの後ろからハシゴを上がってくる。
昔の荷物はきちんとプラスチックケースの中にしまわれている。
そしてその中からおばあちゃんの形見を探す。
あった…。
おばあちゃんが死ぬ間際にわたしにくれた小さな日記帳とアルバム。
探してたのはコレ…
カバンにしまって屋根裏を後にした。
「ねぇ。ゆーちゃん。何探してたのー?」
世莉が屋根裏から降りてもまとわりついてきたのでしばらく遊んであげるため、2人で公園に出かけてブランコしてる世莉を眺めながら公園のベンチに座っていたら…父がやってきた。
「めずらしいじゃないか。帰ってくるなんてどういう風の吹き回しだ?」
心なしか嬉しそうに見える。
何歳になっても娘ってかわいいものなのかなぁ…。
香奈美さんは屋根裏を指差して言った。
「ほんと?!」
よかった。残してくれてたなんて…。
「屋根裏見てきたら?」
「ありがとう!香奈美さん。」
わたしは香奈美さんにお礼を言うとまるものを探すために屋根裏に上がっていった。
「世莉も行くぅー。」
世莉がバタバタとわたしの後ろからハシゴを上がってくる。
昔の荷物はきちんとプラスチックケースの中にしまわれている。
そしてその中からおばあちゃんの形見を探す。
あった…。
おばあちゃんが死ぬ間際にわたしにくれた小さな日記帳とアルバム。
探してたのはコレ…
カバンにしまって屋根裏を後にした。
「ねぇ。ゆーちゃん。何探してたのー?」
世莉が屋根裏から降りてもまとわりついてきたのでしばらく遊んであげるため、2人で公園に出かけてブランコしてる世莉を眺めながら公園のベンチに座っていたら…父がやってきた。
「めずらしいじゃないか。帰ってくるなんてどういう風の吹き回しだ?」
心なしか嬉しそうに見える。
何歳になっても娘ってかわいいものなのかなぁ…。