俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
◇
「橘さん。それおもしろい。」
俺が出先から社内へ戻ると、もう7時半で社内は半分くらいが残業していた。
さっきから吉岡課長の席に座り込んで木内が橘と笑っている。
吉岡課長はたしか今日から九州だったよな…。
ちっ…木内のやつ。
「そうですかぁ?まぁわたしおもしろいってよくいわれるんですけど…。」
「今度ほんと飲みにいこうね。二人で。」
橘のほうに体をだんだん寄せていく。
「わたしなんか誘わなくてもいっぱいいるじゃないですか。木内さんなら。」
「そんなことないよー。俺は橘さんがいいなぁ…なんて。あ、ここ、なんかついてるよ。」
橘の髪をさわる。
「え?」
「ほら、とれた。」
何かほこりみたいなものを橘に見せてゴミ箱に捨てている。
「うわ。橘さんの髪…いいにおいかも…。」
くっそ…
ったく木内。
「橘さん。それおもしろい。」
俺が出先から社内へ戻ると、もう7時半で社内は半分くらいが残業していた。
さっきから吉岡課長の席に座り込んで木内が橘と笑っている。
吉岡課長はたしか今日から九州だったよな…。
ちっ…木内のやつ。
「そうですかぁ?まぁわたしおもしろいってよくいわれるんですけど…。」
「今度ほんと飲みにいこうね。二人で。」
橘のほうに体をだんだん寄せていく。
「わたしなんか誘わなくてもいっぱいいるじゃないですか。木内さんなら。」
「そんなことないよー。俺は橘さんがいいなぁ…なんて。あ、ここ、なんかついてるよ。」
橘の髪をさわる。
「え?」
「ほら、とれた。」
何かほこりみたいなものを橘に見せてゴミ箱に捨てている。
「うわ。橘さんの髪…いいにおいかも…。」
くっそ…
ったく木内。