俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
2.離したくない…
~橘結菜side~
「北斗?」
え?ホクトさんって北斗のことだったんだ?
神谷のミーティングで今日からホクトさんが加わると上永部長から昨日話があり、
「北斗くんは優秀だから何でも聞いて。」
とのことだった。
そして月曜日の早朝、ミーティングルームに来てみると北斗と青海部長がいたというわけ。
北斗が顔を上げた。
「え?ゆーちゃん?」
「やっぱり北斗だったんだー。久しぶり~。」
「ゆーちゃんってうちの会社だったの?全然知らなかったわ。」
「おい!お前ら知り合いなのか?」
あ、忘れてた。部長…がムスッとして腕組んで座っている。
「あ、兄貴。ゆーちゃんとは大学同じでね。」
兄貴?今兄貴って言った?
「兄貴?」
「あー。知らないの?俺たち兄弟だよ。」
「え?でも。」
北斗って青海北斗だったっけ?
「俺は母さんの姓をついでるんだ。だから風波北斗。
ついでに言うと俺らの母さんはソリューションシステム2部の部長してる風波夏子って知らなかった?」
え?えーーーっ!!
「し、知らないよ。」
「まあ、母親が旧姓名乗ってるからあんまり知ってる人少ないかもしれないけど、知ってる人は知ってるよ。」
と、そこへ、バタンとドアが開いて長谷川さんが入ってきた。
「北斗?」
え?ホクトさんって北斗のことだったんだ?
神谷のミーティングで今日からホクトさんが加わると上永部長から昨日話があり、
「北斗くんは優秀だから何でも聞いて。」
とのことだった。
そして月曜日の早朝、ミーティングルームに来てみると北斗と青海部長がいたというわけ。
北斗が顔を上げた。
「え?ゆーちゃん?」
「やっぱり北斗だったんだー。久しぶり~。」
「ゆーちゃんってうちの会社だったの?全然知らなかったわ。」
「おい!お前ら知り合いなのか?」
あ、忘れてた。部長…がムスッとして腕組んで座っている。
「あ、兄貴。ゆーちゃんとは大学同じでね。」
兄貴?今兄貴って言った?
「兄貴?」
「あー。知らないの?俺たち兄弟だよ。」
「え?でも。」
北斗って青海北斗だったっけ?
「俺は母さんの姓をついでるんだ。だから風波北斗。
ついでに言うと俺らの母さんはソリューションシステム2部の部長してる風波夏子って知らなかった?」
え?えーーーっ!!
「し、知らないよ。」
「まあ、母親が旧姓名乗ってるからあんまり知ってる人少ないかもしれないけど、知ってる人は知ってるよ。」
と、そこへ、バタンとドアが開いて長谷川さんが入ってきた。