俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~


「結菜…俺明日から京都出張だから…」

とある3月の暮れごろ、部長の突然の言葉。

わたしはその言い方になんとなく違和感を感じた。

「はい。何日間ですか?」

「とりあえず2日かな?」

「はーい。」

そして、その日なぜか…部長はものすごく情熱的にわたしを抱いた。
まるでこれでお別れみたいに…

「ゆー。お前は俺の結菜だからな…。」

「うん。」

「ほら、いつもみたいに呼んで。」

「はやと…。」

「かわいい…。ほらもっと。」

「はやと…」

わたしがささやくと部長は満面の笑みで答えてくれた。


あーほんとに…大好き…。

もう…結婚なんてしてくれなくてもいい…ずっと一緒にいれたらそれで…。

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