俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
◇
「ゆーちゃん。ちょっと今日いいかな?」
となりの席で北斗が真剣な表情で朝からこちらを見た。
「どうしたの?うん。いいけど…。」
「晩飯行こ。会社で話す内容じゃないから…。今日はそんな遅くならないだろ?」
「うん。その予定。」
北斗が晩ごはん誘ってくるなんてめずらしい…。
部長がわたしとつきあってると北斗に宣言してからあまり晩御飯やら飲みやらは誘ってこなくなった。
けど、わたしが他の男性社員から執拗に誘いを受けていたりすると、横から助けてくれたりする。
「橘さんは俺と今日飯行く約束してたから…ごめんね。」
北斗が言うと、誰も文句は言わない。
それに、北斗とわたしは同じ仕事をやってるっていうのもあるのだろうし…。
「兄貴から悪い虫つかないようにって頼まれてるからね。」
そういって部長が出張のときとかは一緒にご飯に行ったりもした。
「ゆーちゃん。ちょっと今日いいかな?」
となりの席で北斗が真剣な表情で朝からこちらを見た。
「どうしたの?うん。いいけど…。」
「晩飯行こ。会社で話す内容じゃないから…。今日はそんな遅くならないだろ?」
「うん。その予定。」
北斗が晩ごはん誘ってくるなんてめずらしい…。
部長がわたしとつきあってると北斗に宣言してからあまり晩御飯やら飲みやらは誘ってこなくなった。
けど、わたしが他の男性社員から執拗に誘いを受けていたりすると、横から助けてくれたりする。
「橘さんは俺と今日飯行く約束してたから…ごめんね。」
北斗が言うと、誰も文句は言わない。
それに、北斗とわたしは同じ仕事をやってるっていうのもあるのだろうし…。
「兄貴から悪い虫つかないようにって頼まれてるからね。」
そういって部長が出張のときとかは一緒にご飯に行ったりもした。