俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~


「部長…?隼斗部長?」

会議中なのにぼーっとしていた俺は木内に呼ばれているのに気づいた。

「あー。すまん。中之島商事の話だったな。…・」

木内が怪訝な表情をしていた。
最近ずっとこんな感じだ…。ヤバイな…仕事にまで支障でてきてる。

「はい。よろしいですか?」

「ああ。すすめてくれ。」

その後木内が中之島商事の進捗を報告し、会議は終わった。

結菜と別れて1週間が経った。

今日はまた金曜日。
いつもなら結菜が家に来て、結菜のご飯が食べられると今頃ほくほくしているところだ。

フロアに戻って自分の席に戻るのに、チラッと結菜を見る。
前の席の城田とそのとなりの増田と笑って冗談を言い合っている。

何もこたえてないのか…アイツは…。
あんなに泣いてたくせに…。

俺なんか今日マンションに帰って週末耐えられるかどうか…わからないってのに…

耐えられなかったらどうしたらいい?


なぁ…結菜…。

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