10日間の奇跡


先輩はわたしのことを知っていたっていったから、やっぱり過去にそういう出来事があったってことなのかな。

でもそうだとしてもどのタイミングでわたしがクレープを好きだということを知るのか。

謎だ。

でも隣でおいしそうにクレープを頬張ってる先輩をみたらどうでもよくなった。

どうせ考えても答えなんてでないし、考えるだけ無駄かなって。


「んー、おいしい!幸せ」

なによりクレープに罪なんてないからね。
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