誓いのstatice
私はマスターに家まで送ってもらった
車から降りた私に
「また明日」
と言葉を残してマスターは帰っていった
私は玄関の扉を開け靴も脱がずに崩れ落ちた
幸いにもまだ勇樹は帰ってきていない
本当は気づいてた
この半年でマスターのことを好きになっていく自分がいた事を…
でも気付いてはいけないこの気持ち…
(今日でちゃんとこの気持ちを封印するから…)
私はただ泣くことしかできなかった
泣き疲れた私はそのまま玄関で深い眠りにつくのだった