もう離さないでね
ごめんな、最低で。

けど、そんなある日_

この日は体育の授業。

サッカーでゲームに突入したとき、俺は結愛に違和感を覚えた。

いつもよりも顔が白い。

…大丈夫か?

そう思ったけど、声をかける自信はなかったからかけなかった。

そのとき…

結愛の身体が倒れていくのがわかった。

まるでスローモーション。

『…結愛!!』
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