もう離さないでね
そのまま特に接点があるわけでもなく日々がすぎていった。

けどそんなある日__

奏多と校内を歩いていると

目の前から女子が2人歩いてくる。

この前の屋上の女とその友達らしき人。

彼女が笑顔で笑ってた。

それを見た瞬間、びびっと何かが体内に流れた気がした。

信じたくないけど、一目惚れだった。

これからもっと知りたい。

そう思えた。

自分でも単純だなっておもう。
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