へたれアイドル王子 卒業します アミュ恋 4曲目
必死に漕いだペダル
☆マトイside☆
◇◇◇
年が明け。
冬休みが終わり。
高校から帰ってきた俺と春輝。
3階まで上がり
春輝の部屋に入った途端。
「マー君、聞いて、聞いて」
春輝の異様なテンションの高さに
朝からたまった疲れが
どっと噴出してきた。
「どうせ、ウサギの話しだろ?」
「そうなの!
今朝のみゅうみゅうも
ものすっごく可愛くてね」
女よりも『かわいい』という
言葉が似合う春輝。
真ん丸な目を、キラキラさせて。
太陽顔負けの満面の笑みで。
大好きな彼女の話を
ウザいくらいに語ってくる。
春輝さ~。
気づいているよな?
最近の俺が。
明らかに落ち込んでいるってことをさ。
◇◇◇
年が明け。
冬休みが終わり。
高校から帰ってきた俺と春輝。
3階まで上がり
春輝の部屋に入った途端。
「マー君、聞いて、聞いて」
春輝の異様なテンションの高さに
朝からたまった疲れが
どっと噴出してきた。
「どうせ、ウサギの話しだろ?」
「そうなの!
今朝のみゅうみゅうも
ものすっごく可愛くてね」
女よりも『かわいい』という
言葉が似合う春輝。
真ん丸な目を、キラキラさせて。
太陽顔負けの満面の笑みで。
大好きな彼女の話を
ウザいくらいに語ってくる。
春輝さ~。
気づいているよな?
最近の俺が。
明らかに落ち込んでいるってことをさ。