へたれアイドル王子 卒業します アミュ恋 4曲目
お守り
☆璃湖side☆
舞台後の楽屋で、最後にマトイに会ってから、
一週間が過ぎた。
私は今、自分の部屋のベッドに寝転がり,
枕に顔をうずめ、舞台当日を思い出している。
舞台後。
お客さんのお見送りで、
ぽつんとロビーに立っていた私。
セリフが一言の私を見に来た人なんて、誰もいない。
「見に来てくれてありがとう」と、手を振って
知り合いに駆け寄る劇団仲間を
羨ましく見ていた時、
マトイファンの女の子に、声をかけられた。
「アミュレットの、
元マネージャーさんですよね?」って。
「アミュレンジャーショーで一緒に写真を
撮ってもらったんですけど、
覚えていませんか?」って。
その子が見せてくれた写真には、
女怪人姿の私が、はっきりと写っていて。
他の写真には、
アミュレットのみんなとステージに立つ、
私の姿まであった。
その時、思い出した。
舞台後の楽屋で、最後にマトイに会ってから、
一週間が過ぎた。
私は今、自分の部屋のベッドに寝転がり,
枕に顔をうずめ、舞台当日を思い出している。
舞台後。
お客さんのお見送りで、
ぽつんとロビーに立っていた私。
セリフが一言の私を見に来た人なんて、誰もいない。
「見に来てくれてありがとう」と、手を振って
知り合いに駆け寄る劇団仲間を
羨ましく見ていた時、
マトイファンの女の子に、声をかけられた。
「アミュレットの、
元マネージャーさんですよね?」って。
「アミュレンジャーショーで一緒に写真を
撮ってもらったんですけど、
覚えていませんか?」って。
その子が見せてくれた写真には、
女怪人姿の私が、はっきりと写っていて。
他の写真には、
アミュレットのみんなとステージに立つ、
私の姿まであった。
その時、思い出した。