パリで出逢った ソウルメイト
両親の決断
雅也さんは黙っていてくれていた。

暫くすると、私の家の道場に着いていた。

美咲が雅也さんに何か言った後、
美咲は小さな身体で私を支えながら家に入った。  

私は部屋で空気が抜けた風船のようだった。

美咲は心配そうに暫くの間、側にいてくれた。

私の着替えを手伝ってパジャマを着せてくれ、
ベッドに入るよう促し横になったわたしの頭を寝るまで撫でてくれた。

様子がおかしい娘の事を
美咲からおおまかに事情を聞いた両親はどうすれば元気を取り戻してくれるか相談していた。

そしてあの日からリサは食事もあまり受け付けなくなっていった。
栄太は決意したようにエマに
リサに伝える内容を相談したら、
エマは栄太の話しを聞きすぐにリサに話そうと言ってくれた。 
私達はちょっと寂しくなるけど、
リサが元気になるならとエマは納得してくれた。
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