パリで出逢った ソウルメイト
「大丈夫だって!ねぇ リサ。
明日はさ〜 繁華街の駅で待ち合わせしてデートしない? 
良介おじさんとカトリーヌおばさんのお土産を買ったり色んな雑貨屋さんも見たいし」

「うん。わかった!何時にする?」

「11時に〇〇駅で、待ち合わせしよう。
昼もどこかで食べよう」

「うん。優一さん、お昼は牛丼食べない?
何かね、日本に帰ってきて牛丼チェーン店の看板見たら食べたくなっちゃって〜 へへへ」

「OK!そうだな、オレも最近食べてないなぁ!
それと駅でナンパされたらフランス語で逃げる事。これ、効果あるぞ!
話しかけられても ずっとフランス語で返すとビビってさ、相手が逃げるから!」

「ハハハ!変なナンパ対処法だね!
私には、合気道もありますから大丈夫だよー!」

「そう言えばそうだったな」

リサの実家にタクシーが到着した。
優一は、タクシーを待たせ、
リサの両親に挨拶してから帰って行った。
< 270 / 437 >

この作品をシェア

pagetop