パリで出逢った ソウルメイト
「あと、仕事の事なんだがな。
佐伯とも相談してすぐにパリ支店に川崎正人を増員する。 
春に和也が本社へ戻るだろ?  
代わりは 渋谷勇気にしようと思う。

最初の計画では、和也と一緒にお前も帰国させる予定だったんだが、お前は変更だ!
多分、リサさんと卒業後の夏に結婚だから
翌年の春、2人で帰国。
リサさんも クローバーに入社してもらい、
お前は、社長に就任したらどうかと…

そこでだ、和也にもパリにいるうちに何か実績つませろ。誠もだ!
お前が帰国するまで、本社の社員を黙らせる実績をパリ支店で作れ!
そうすれば、お前が社長になっても誰からも文句が出ないからな!
パリに戻ったら和也には2つ立案出すよう指示してくれ、誠もな。どうだ、優一やれるか?」

「何が何でも和也と誠に実績作ります。
帰ったら、すぐにその方向で動きます。
海外事業部を通す前にズルイけどさ、
親父と佐伯さんに相談する」

「あぁ、昔からサブの直感はスゴイからなぁ
そうしろ!」

「あと、リサの事賛成してくれてありがとう。」

「あぁ、仲良くやれよ!何か困った時は良介を頼れよ。
俺からも良介に頼んでおくからな。」

「うんありがとう。じゃあ風呂入って寝るわ。」

「あぁ、おやすみ。」
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